2018年10月17日水曜日

脳卒中のリハビリ②

母が倒れてから2ヶ月が経ちました。
前回アップしてから2週間弱ですが、その頃から色々と
変化がありました。

麻痺の残る右下肢に装具を付けての歩行訓練が
始まりました。
この歩行訓練、脇に安全帯でを通し、天井の可動式
レールにから吊られた状態で杖を使用し、療法士の方から
介助受け手の訓練です。
見ていると、重心が後方に寄っていて、介助がないと
あおむけに倒れるような感じです。
療法士の方が「もっと前に重心を、、、」と伝えるのですが、
麻痺のせいなのか、なかなかうまくいきません。
これではなかなか距離が稼げません^^

この時期に長い距離を歩いて、コツをつかんでもらうのが
今後の回復に大きな差が出るという事で、、、
ロボットを使用した歩行訓練を薦められました。
藤田医科大学病院(10月から名称変更)とトヨタの
共同開発で、現在効果知見を蓄積中のようです。
その名は「ウェルウォーク」です!!
正面にモニターがあり、麻痺側の下肢に装具を付けますが、
その膝部分にモーターが組み込まれていて、荷重がかかると
膝が折れないように伸びる、もう一方の足に荷重が移動し
麻痺側の下肢に荷重がなくなると膝が折れ、足を前に
出しやすくなります。
また、足の振り出しがしやすい様に、膝部に帯がついており、
良いタイミングで振り出せるようアシストしてくれます。
正面のモニターでは、振り出した足を着地させる場所が
表示され、正しい姿勢を保って歩行できるようになっています。
さらにそのモニターの表示を変更することによって、歩行している
本人の映像を出すことができるため、前後左右の軸のブレも
確認することができます。
これを使うと、休憩をはさみながら約1時間で100m程の
歩行訓練ができるようです。

鼻からの経管栄養はなくなり、3食経口食となりました。
といっても、まだペースト系の食事で、ご飯もおかゆです。
嚥下や咀嚼は問題ないと思うので、しばらく様子を見たら
固形食に移行するのではないかと思います。

言語の麻痺については、声を出そうとはするのですが、
なかなか声にならない場合が多く、あまり回復が見込め
なければ、50音ボードの使用を考えないといけないかも
しれません。

排尿(便)については現在訓練中で、定期的に
トイレに行くことから始めているようです。
尿(便)意の有無については、本人曰く「ある」と
言っていますが、どうなんでしょうか/

また、ソーシャルワーカーの方と、今後(退院後)について
相談を少しずつしていますが、何と言っても自宅の作り方
(物理的な問題)が大きく立ちはだかっていて、
現在の介護状態では在宅看護は非常に難しい。
生活の中心を自宅ではなく、施設(老健等)において、
週末などに帰宅するパターンがいいのかな~
ただ、本人がどう思うか、、、これが最も気にかかるところです。

2018年10月4日木曜日

脳卒中のリハビリ①

8/17に母が左脳内出血で倒れてから1ヶ月半になります。
最初の1週間はNCU、その後リハビリ回復病棟に移りました。
リハビリ病棟では、理学・作業・言語療法により、
各麻痺部の回復を促すべく、リハビリをするのですが、
2週間程は覚醒状態が悪く、リハビリ中でもうつらうつら
していることが多く、ほとんどリハビリになっていない状態が
続いていました。
その後、覚醒状態も良くなり、意識もしっかりしてきたので、
療法士の方の指示もしっかり理解し、運動・言語のリハビリが
やっと進んできたかな?という感じです。

同様の症状の方の介護に直面されている方、また自分の
備忘録として色々と書き留めておこうと思います。

まず、排便について、、、
母は現状オムツのお世話になっています。
覚醒もしっかりしており、麻痺していない左手でナースコールも
押すことができます。
そろそろ、便意があった時に、解除をしてもらいトイレに行く
ことが出来ないものかどうか、、、担当医師に尋ねてみました。
すると、、、
「個人差、脳梗塞の症状の度合いにもよるが、その便意自体を
感じられていない場合が多く、現状ではそのタイミングで
ナースコールを押すこと自体出来ない。」との事。
という事は、、、
知らない間に出ちゃっているっていう感じのようです。
今後は時期をみながら、便意がなくても一定の間隔でトイレに
連れて行き、排便を促す。という事を行っていくようです。

各リハビリについて、、、
作業療法では、麻痺側に下肢装具をつけ、解除を受けながら
立ち上がりったり坐ったりの動作、麻痺していない手を使用して
お手玉や投げ輪を使用した動作を行っています。

理学療法では、下肢装具を付けて、脇部に身体を支えるひもを
付け店頭を防止しながらの歩行動作。もちろん解除されて。

言語療法は、私は立ち会ったことがないのですが、カミさん曰く、
療法士の指示に従って、声を出す訓練、単語から、短い会話を
する訓練のようです。

こちらの言っていることは理解できているようで、最近は言葉を
出そうという意思はあるのですが、総入れ歯の人の様に、
声にならない(息が抜けてしまう、ささやく感じ)場合が多く、
単語は分かりやすいのですが、短い文章になると1/4程度しか
伝わらない状態です。
なので、YES、NOとか、単語で返答できるような問いかけをする様
こちら側からの配慮が必要です。

この続きままた、、、

白川氷柱群に行ってきました!!

1ヶ月ほど前に、長野県の御岳山の近くにある 「白川氷柱群」へ行ってきました。 暖冬の影響もあって、例年よりは氷柱の出来が 良くないらしいです。 通常なら、高さ50M、 横幅200M程にわたり 氷柱が出来るそうです。 川沿いにある切り立った 崖の壁面から湧水が出て いるのか? それ...